宮沢和史 弾き語りによるコンサート「寄り道〜ハルとナツのころ〜」(2006/06/23 まつもと市民芸術館)

チケットが手に入ったので行くことができました。しかも、今までで一番近くで観ることができました。宮沢さんの目の動きまで見える席!!きゃー。先月の諏訪シネマレイク*1はなかなか他会場では味わえないようなこじんまり感だったのですが、今回のまつもと市民芸術館の小ホールは300人くらい入るんですが、洗練されたこじんまり、という感じ。建物自体が新しいので、ホールも当然新しく、照明も滞りなく。ちょっと音は大きすぎ…という箇所もありましたけど。生声でやったら…難しいのかな、聴きたいと思うけど。
先月の諏訪よりも、内容も洗練されて、というか宮沢さんもツアー半ばになり、構成も決まってきたのかな。非常にスムーズに、すすーっと流れるような2時間半でした。MCも「じゃあ、あとははワールドカップの話で」と今朝のブラジル戦の話とか、グッズの宣伝、旬果搾りの宣伝(CM、無事に第3弾やるそうです!!よかったよかった!!)があったり。最初はフォークソングをやるつもりだったのに、高校時代にコンテストに出たら「バンドをやりなさい。暗いから」と言われたとか、バンドブームのときには他のバンドなんか!と思いつつ睨み合ってたとかいう話があったり。GANGA ZUMBAの話もありましたが、印象に残ったのは「人生はリセットやリスタートってのはできないですからね」という言葉。新しいことはいつでも始められるけど、でも全てをゼロにして始めるんじゃないんだよね。いろんなもの、いままでのこと全部抱えてまた始めるんだよね。
以下、ネタバレになります。といっても若干ですが。


曲は12曲+アンコールで2曲。諏訪のときとはちょっと違う曲を演ったり順番が変わったりしていました。「掌の海」を歌い終わった後、太陽のような夏川りみさんに、月のような、そういう歌をかきたかった、という話も。でも今回、びっくりしたのは、途中、自分が作った曲ではないんだけど…と始まった「すばらしい日々」。熱唱。民生バージョンとはずいぶん違った感じだったけど、かみしめるように聴きました。泣きそうになりました。後半、ブラジルの話つながりで「風になりたい」の前に一曲ブラジルの曲をやってくれたんですが、タイトルがわからない…でもすごく私好みの曲でした。思うに、私はボッサ系の歌が好きらしい。声をはって歌うよりもちょっと力を抜いたような、ちょっと囁き声のような歌い方がたまらないのですな、うん。
朗読の方はちょっと少なかったかなあ。どれを読むかはちゃんとは決めてないみたいだけど、でも気に入ってるというかよく読まれるものと、そうでないものがあるのかもしれないなーと思います。
座ってしんみりと聴くライブもいいな。いろいろ感じることはたくさんあったけど…ああ、今はちょっと酔っててわけがわかりません。旬果搾りたくさん買って飲んだのでー。
あ、あと、今の宮沢さんは結構髪が長いのですが…途中、髪をばさばさっとやったときに両手の親指を立てて…や、やはぎ?!じゃなくて湯浅国際弁護士?!?!数回やってたけどいいのかMIYA?!