じかおぎ(2006/09/02 24:30-25:30 テレ朝)

白タキシードの次長課長に、黒タキシードのおぎやはぎ。4人がそろった冒頭、冠番組だと盛りあがる中、1人テンションの低い矢作…「俺だって喜びたいよ…でも、『じかおぎ、や』でしょ?」と矢作の名前が入ってないことを指摘。あーやっぱり?しかし「じ、か、お、ぎ」と1人ずつを指差す河本。どうやら「ぎ」は「やはぎ」の「ぎ」らしい…。「あ、やはぎの『ぎ』入ってんの? あぁっ…ごめん〜!『ぎ』俺の『ぎ』なの〜」と矢作のテンションも無事に上がり、よかったよかった。
と、ここで丸山アナが登場。番組の企画説明を。どうやらもともとは次長課長おぎやはぎそれぞれメインにした2つの企画が出てたのだが、「残念ながら、1組としては力不足だな…ってことで」どっちが冠番組に相応しいかジャッジする、ということで。同じゲストでそれぞれがMCをしてどっちがいいかということを見るそうで。勝った方が次回冠をもてるとのこと。そんなわけでまずは先行後攻を決めることに。「どっちが有利かわからないよね」という矢作、「どっちが有利かってだけでとりあえず1時間いけない?」…それは無理だろ。「30(分)は堅いと思うよ」って井上もよ…。とりあえず抽選箱の中のボールを取るのは小木と井上*1。「カメラ無視して、僕、利き腕でいってもいいですか?」と本気の井上。井上は向かって左にいたから、右手だとちょっとかぶっちゃうわけね。そしてニヤニヤしながら箱に手を入れる小木がもうすでに気持ちわ…「そのボールくれ!!」「これいい?あげよっか??俺つかんだやつ」と2人。周りで河本も「いけいけ!それで15分いけ!!」ってどんな番組にしたいんだよ…挙句、「小木さん、それ僕の握り拳」て!!「この見えないところ(箱の中)で、すごいボケてんでしょ」と矢作もなんか嬉しそうなんですが…。で、結局先行おぎやはぎ次長課長が後攻で。ここで、ゲストはトークの達人、ということが伝えられる。トーク番組のベテランであるゲストの人たちが、MCの出来を判断し、その心の声がリアルタイムでMCの後ろのパネルに表示されるとのこと。それを聞いた矢作「MCに失礼でしょ!!」。小木も「MCってすごいことやんだよ」と。しかし「スタッフもどっか笑えるところつくっとかないとヤバイなって」と丸山アナ。保険ってことね…ひでぇなあ…。と、「だって、あんまり期待されてないでしょ、この番組」とセットを指差す矢作。「知ってる?周りあれ…格付けでしょ」ああー確かに格付けのセットだ。しかもスタッフもかぶっているそうで。
そんなこんなでまずは先行おぎやはぎ。なぜかタイトルは「たまる!おぎや御殿!!」。「いや〜素晴らしい素晴らしい」「実に素晴らしい」「素晴らしいですよ」「始まりましたねえ」「やー、始まりましたよ、たまるねえ」「やー嬉しいよ、小木とできて」「やーこっちだって言いたいよそれは」と冒頭からおぎやはぎ色丸出し。ゲスト無視したまま「がんばってこうなー」「今日、がんばろうよホント」「俺がダメなときは小木がフォローして、小木がダメなときは、俺がフォローするから」とニヤニヤ話続ける2人。と、MCの後ろのマルチには

MCにオーラがないからやる気がしない

磯野貴理子からのダメ出しが。でもそんなことは気にせず「おまえでほんとよかったよ」「いや、ホント、今日ここに立ってみてねー、矢作じゃなかったらって、不安になっちゃう」「おまえじゃなかったら引きうけてないからね」「不安になっちゃう、矢作以外が来たらやばいんだって俺」「(小木を見てニヤリと笑って)がんばろうな」と2人がっしりと握手…なんだこれ。で、「じゃあそろそろいこうか」とようやくゲスト陣に向かっての矢作の第一声は「あっ…どうも!こんちはっ!!」どうよそれは…。そんなゲスト陣は出川哲郎和希沙也土田晃之黒沢年雄勝俣州和梨花磯野貴理子次長課長。まずはゲスト紹介で小木が本領発揮。「もう、この人あってのトーク番組。トーク番組といえば必ず盛り上げて大ハシャギしてくれる、勝俣さんです!」大ハシャギって…。さらに梨花に対しては「最近写真集を出して…」と言い「写真集は去年だよ」とつっこまれ、「ま、ま、去年でもいいじゃないですか。ま、写真集を出して、まーいい売上を更新している…」更新??さらにその横にいる貴理子には「っ貴理子さんです!!」と紹介ナシ。しかも「貴理子さんそんなに一緒にやってないから…」という小木、何か言うように言われ「トークの…女王蜂」小木…。それでも小木は小木なりにがんばり「リアクション芸でここまでやってきた…出川さんです!!」しかしここで

ノープラン小木

と次課長からのダメ出しが。や、まあ、小木だし…。そしてさらにノープラン小木は隣の和希に「紅一点」と言い放つ…まあ、気持ちはわからなくもないが…梨花と貴理子が一応…ねえ。そしてその後の和希の紹介は「本当、とっつきやすいという長所をお持ちの」だし。なんじゃそりゃ…。土田には「この人がいないとトーク番組なりたちません…元不良の土田さんです!」と言い、速攻で

本当に小木いらない!

とダメ出しされる始末。
とりあえずひととおり紹介が終わって、トークテーマに入るんだけど…これ、途中からダメ出しっていうよりもマルチをつかったゲスト同士の突っ込み合戦という雰囲気に…。MCはマルチに何が出てるかわからない状況で、ゲスト同士がマルチを見ながらうける、という感じになってしまってあきらかにMCとゲストが違うテンションになってしまい、なんか…いじめ?みたいな感じに。おぎやはぎもまあ、おぎやはぎらしく適度なMCっぷりを発揮していたものの、途中から矢作がかなり苦しそうな状態に。「梨花さんが話しているときに後ろでコソコソ盛りあがるのやめてもらえません?」と指摘したらしたでまた変な空気に…。「ほら、やべ、またこの空気…」とどんどん首をしめるような。途中で「出来ないよ〜ずるいよ〜俺もこれ(マルチ)見て一緒に盛りあがりたいよ!!」とハイトーンで叫んでいたのは…本心だろうなー。後半は「人生最大のピンチ」というテーマだったのですが、マルチに「みんな、ウソを言おう」という指示が出たために「仕事でライオンと戦い、なぐり殺した」と言い出した土田。「ウソでしょ」ともうすでに限界に近かったのか、矢作は土田に対して「上田さん、」と素で間違った呼びかけを…。うわー矢作、あきらかにてんぱってます!!両手を胸にあて、ふらふらと前に出てくる矢作、「ムリ、ムリ…」と力なくつぶやきながら、「ヤダ〜、もうヤダ〜。もう出来ないよ〜」と。ここで後方から「しょうがないよ!上田さんって言わざるを得ない状況にさしたのが悪いよ!!」と訳わからなくともフォローに入る小木が泣かせるぜ…。「みょぅでひにゃいひょう〜」とゲスト席に訴えかける矢作、「だってこんな経験したことある?こっちが一生懸命やってんのにクスクスされてる感じ。しゅごいんだってー」しかしこの後もウソ話は続き、「クジラと対決して、クジラを飲んだ」と貴理子。「あきらめたらおしまい」と自分に言い聞かせるように言う矢作、「ちゃんとやりましょ…黒沢さんは何かありますか?」と黒沢にふるも「僕、いっぱいあるんですよ…(人生)長いから。…クマと戦ったこともある」と言われ「…黒沢さんまで?!」ともう泣きそうなんだけど矢作!!ウソはやめましょう、と言うも梨花が「ウソだっていいじゃん。だって、わかんないよ?」と言い出し、ここで勝俣からマルチに「ケンカしよう」と指示が入り、それをうけ出川が「それ今、言わなくたっていいじゃん」と梨花に向かってキツい口調。「なんで?!だって…」「今、番組中なんだから、後で言うことであって」ここに貴理子も「でも、ウソはやめようっていう、ツッコミがね」と参戦。「そうかもしれないけど、今、言うことじゃないでしょう!!」とかなり険悪な雰囲気に。半笑いでもうなすすべもない風な矢作。と、ここで小木が一言。

待ちますよ。

MCだろー!!!
ここでようやくコングがなり、「ああ〜!」と矢作、安堵の表情。終了です。しめに「どうでしたか?」と聞かれた土田、「やー初めてなのに、こんな状況なのにうまくできてたと思いますよ」としれ〜っと。うぅ…厳しいなあ土田。「あぁ〜ホント体験させたいよ」と矢作、スタッフからOKです、との声がかかると「すげぇヤダ。こっち(ゲスト側)が一体になってんのがわかるから」と。ゲスト席にいた後攻、次長課長は早くも腰がひけていて「絶対嫌ですよ」と河本。…そりゃそうだろうな…。
そして後攻次長課長。でも河本、やっぱり上手いんだよな。ゲストの紹介のときもお約束っちゃお約束ですが、黒沢を「俳優界のどんぐり、黒沢さんです」と紹介した後は「以上のメンバーでお送りします」と言い、ゲストから「ぅおおいっ!!」とツッコミが。

意外にウマい

とマルチには土田からお褒めの言葉が。そして、おぎやはぎの言葉は

くやしい

本当に心の声が映し出されているよ…。
最初のトークテーマは「今まででやって一番キツかった仕事」ここで河本は和希にふり、和希はジェットコースターに乗せられ、一番怖いところで「朝ご飯何食べた?」と聞かれ、答えさせられた、と。それを聞いた井上、爆笑し、床にうずくまるわ、テーブルをどんどん叩き肩をふるわせる。この様子を見た土田、

井上…
あたらしい

確かに予測不能だ井上。ここでマルチでは「彼女できるとちがうね(勝俣)」「写真とられちゃったしね(土田)」とまったくダメ出しではなく井戸端会議がくりひろげられ、ここでおぎやはぎ

俺らんときよりなんかあたたかい

…まあね、そうかもね…。
しかしこれ、ほめようがけなそうがMCには見えてないってことで河本は必要以上にマルチを気にしてて、MCの進行自体には特に問題がなく、マルチではゲスト同士のツッコミ(というかネタバレ。オチが先にマルチに出る)が繰り広げられてるんだけど、もう気になって気になってしょうがない感じ。「もう1回仕切りなおして普通にトークしません?」「こんなの仕切れる人なんて誰もいないと思いますよ!!」その通りだ河本。もちろんこの気持ち、非常にわかるのはおぎやはぎなわけで

俺 うれしい

…矢作の声だな、これは。
次課長はうまく仕切っていたのに、最後は結局河本が自爆みたいな感じになってしまい終了。これ、ホント河本悪くないよな…。終了のコングがなったときの河本の脱力した表情。「ほんとに金持ちにバカにされてるような」ってあーわかるな、そういう感じだよね。
そして結果発表。…って発表するまでもなくないか??「トークコーナーというコーナーをやったか覚えてないんですよね…」という河本。小木も「記憶がない」と。ほとんどトークらしいトークなんてしてない、という4人に丸山アナは「まあでも、あきらかにトークをしてるなっていう部分があったほうと、なかったほうと…」って実際に手で指してますよ…。「あ、こっちはなかったんですか」と小木。まあ…なかったよね…。そんなわけで、ゲストのみなさんの判断はオール次長課長*2。「ダメダメダメ!!分けなきゃダメ!!!」と矢作の声が響いたのでした。
…次回は次課長がMC、おぎやはぎがゲスト…っていってたけど、次回もあるのかな??普通にそういうトーク番組で面白いんじゃないかなあ。まあ、これはこれで面白かったけどさー。

*1:この2人に品庄の庄司でバカトリオ完成…。

*2:「先行は不利だ」とはゲストの声。まあそうだよね。でも「わざとグダグダにしてるのかって思うくらいヒドかった」と出川に言われて「わざとじゃないんです」と矢作。