東京一人暮らし2007(2007/02/12 14:00-14:54 長野朝日)

「小木です」「矢口です」「おぎやぐちですけど、何か〜」と東京タワーの下から元気な小木と矢口。「ぃやあ〜、決まってたねえ、今」とニヤニヤする小木。「いい感じでしたね、今」「いい感じだった、いい感じだった」「バッチリですよぉ〜」「いや〜あんな合うとは思わなかった」と2人が言っていると、拍手しながら…矢作が登場。「あれ?矢作さん、いたんですか?」と冷たい矢口。「あ、どうも…。…。…矢作ですけど、何か」ちょっと寂しい。「よかったねえ」と矢作。「ほんとですか?」と矢口。「遠くから見てて、どうせできねぇだろうなーって見てたんだけど」と矢作が言うと「これ、結構難しいからねえ」と小木も。「いやあ、難しかったですねえ」と矢口。「でも…男と女の声がその、一緒になるって、いいよね」すると矢口「お2人はこれはもう…バッチリなんですよね?」と。「僕たちはもう完璧ですよ」と当然のように言う2人。そして

「小木です」
「矢作です」
おぎやはぎですけど何か?」
おぎやはぎですけども何か?」

合ってないから。「今、緊張しちゃって…」と矢作「あの、「おぎやはぎですけど何か?」なんだけど、「おぎやはぎですけども何か?」って言っちゃった…」しっかりしてください!!
「お2人は、この番組はどういう番組なのか、理解していますか?」と質問する矢口。もちろん、と答える2人。しかし説明を求められると「…色々するんでしょうよ!」と矢作。説明になってません。小木も「こんな朝早くから集まってるわけですから」と。「だって朝8時だよ!!集合。8時に集合して何もしないわけないんだから」まあそうですけど…。すると矢口「じゃあ、ちょっと私の方から説明させていただきます」そうだね、そうしないとね。そんなわけでこの番組は、東京で一人暮らしをする、人気若手芸人のお宅を訪問して、一人暮らしの生活術を伝授する番組です。「なるほどー、いい番組だ」また…適当に…。
そんなわけでまずは初台へ。まずは引っ越したばかりで殺風景だというPOISON GIRL BANDの安部の部屋へ。相方の吉田が、「起きてると思いますけどね…」と玄関ブザーを押すと、しばらくして、ペットボトル片手に「ふぇえい」と「ハイ」と「ヘイ」の中間のような返事をして出てくる安部。なんとも言えないそのうっすらと笑顔の表情を見て「気持ち悪いなー」と小木。何飲んでるの?と聞かれた安部は「いや、コラーゲンウォーター…手軽にコラーゲンが取れるらしいですよ」と。「確かに、一番手軽なんでしょ、それが」と小木。肌に気を遣っちゃってるらしいです。「何なんすかこれ?」という安部に「ちょっと、部屋を見たくて来たわけですよ」と小木。「見てどうするんですか?いいっすよ」という安部に「早く入れろよ!」と口をとがらせる矢作。「なんで初対面なのに、上から来るんですか?」と安部。「部屋に入れろよ!」「ダメですよ」「入れろよぉ!!」「…ハイ」そんなわけで一同、安部の部屋へ。
「部屋に入ってきたけどさあ、ホントなんの取り柄も無い部屋だよな」と言う矢作。「そうなんですよねー」と同意する矢口。「入り損だよ、入り損。これじゃ」と小木まで。それを聞き、「帰ってくださいよ」と安部。でも実際、部屋は広くてキレイなんですが、殺風景。で、殺風景なのに、なぜかベッドはピンク。しかも若干お姫様調のベッドの縁(って言うのか?)はゴールド。マットが濃いピンクのカバーで、布団はそれより薄いピンク。ピンクグラデーション!!「やだあ、これで寝てるんですか?」と矢口に言われ「そうですねえ」と普通に答える安部。「すげぇ気持ち悪くねぇ?なんでこんなベッド使ってるの?」「男のベッドじゃないじゃん、何で?」とさんざん聞かれても「いやあ、ピンクが好きなんで、ピンクのベッドを選んだ、みたいな」としれっと答える安部。しかし「だって、こういうのって、センス違うでしょ?」「違うじゃん。そういうタイプじゃないじゃん」「いや、女の子だったらすごいかわいいよ、これ。いいと思うよ。何で自分をわかってないの?」とさんざん。しまいに「自分に似合うものが、どういうものなのかって、普通気づくだろう、大人になりゃ」と説教口調の小木。「スイマセン…」と謝ってしまう安部。そして押し入れを開けると、段ボールがどーん。NITTSUどーん。「面倒くさくて…部屋汚れちゃうから…」と安部。と、おぎやはぎの2人は水槽にえさを与えて…ますがなにか?「ちょっと!!ちょっとやめてくださいって!!」と慌てる安部、「あの子、ちょっと弱ってるんですから…すっげーカス入ったじゃないですか、シュークリームの…」そのシュークリームを食べながら矢作「ちょっと、なんかやってたでしょ、あっちで。段ボールいっぱい見てそうだったからさ、段ボール嫌いだから、俺、こっちやってた」それを聞いた安部、「…段ボール嫌いなタイプの人間なんですか?」「タイプの人間なのよ。だから、こっちやってた」「じゃあ…しょうがないですけど…」しょうがないのか!?
このままでは暮らしづらい、ということで「俺、なんかしてあげる」と矢作。しかしイマイチ乗り気じゃない安部。「だって、かっこよくするんだぜ?そりゃ、変なふうにするんだったら、イヤだけどね。かっこよくするんだよ?!」と矢作。すると…「じゃあ、まあ…なんとなく」とOKする安部。「基本的に、2回くらいお願いするとだいたい、大丈夫だから」と矢作。そんなわけでインテリアコーディネーターが登場。安部の希望でアジアンリゾート風のお部屋に改造することに。自腹で…という話に「自腹はいいでしょ。だって…これ、テレビでしょ」という安部。すると「オメェみてえな気持ち悪いヤツの部屋に、なんでこっちが金払わなきゃいけねぇんだよ。自分で払えよ」と矢作、「自分で払えやあ!」とワントーン上げて2回言うと、「はい…」とOKする安部。結局3万円で改造することに。あとは先生におまかせして…な、なんか某番組みたいだな…。
続いて、中野サンプラザ前で人を待つ3人。そこに聞こえてきたのは…音楽とともに登場したのは長州小力。今回は小力が節約料理を紹介する、ということでまずは小力の家へ。まずは部屋を拝見…お、広くて、きれいな2LDK。白で統一されていて、リビングも広ーい。ひと部屋は衣装部屋になっていて、ハンガーラックにずらっと衣装が並びます。そしてもうひと部屋は寝室。「セレブですよ、セレブ」と口々に言う3人。これはもう、長州小力じゃなくて、長州セレブだね」という矢作に「誰も笑ってくれなくなりますよ」と小力。「だって、こんなん長州小力の住んでる部屋じゃないもん」「そうだよ、だってこんなの想像してないもん、みんな」「下手すりゃ、長州力よりいい部屋住んでるかもしれない」…なんだそりゃ。そしてクロゼットを開けると、小力衣装がずらりと!!初代の手書きで「小力」と書かれたものから銀色の「小力」、金色の「小力」、そしてカラフルなラメの「小力」まで。「これ、やっぱ金を意識しすぎでしょ」と金色のを見ながら「稼ぎました、みたいなさあ」という矢作に「だって、正直、稼ぎましたよ」ときっぱり言う小力。
そして節約料理、白菜を使った料理ということで。近くの激安スーパーで前日に買い物をした小力、11円で白菜をゲット!!そしてその白菜を使って4品も作る小力。その間、いろいろ物色する3人、アルバムを発見。小木、「ジャニーズ応援写真…」と。応募だから。素なんだもんな。しかも「これ、受かるでしょ」と言う小木に「受かるわけねぇだろ!」と矢作。無事に料理ができあがり、皆でおいしいおいしいと食べていると…西口プロレスの面々が乱入。あとは…ぐだぐだな感じで、お腹すいたときにはティッシュをワンタンだと思って食べるという節約(?)術なども披露。
この後はガンダム芸人若井おさむも登場。レオパレス21にお試しで住んでもらうという企画あり、ところどころ普通に芸人さんが住んでいる街と、その街のオススメを紹介するというコーナーありと…あまり一人暮らしの参考にはならないかもしれませんが…微妙なところもあったけど、それなりに楽しめる番組でした。おぎやはぎの2人は、若井おさむには普通にウケてました…。後半、安部の部屋もスッキリとシンプルながらもアジアンを感じる部屋になったしね。