イージー☆ライター(2006/05/22 25:10-26:00 フジ)

えーっと、番組は、マイナー雑誌というか本屋さんではあまり置いてないような各種業界専門誌の編集部に記事を投稿、載せてもらうために記者としてがんばるというもの。で、記者がアンガールズおぎやはぎ。まずはどの雑誌の編集部に連絡をとるか…と相談する4人。アンガールズアメリカンバイカー風、おぎやはぎはカウボーイ風*1という出立ちです。「『自動認識』は?」と矢作。「何を自動認識するかがわからない」と山根。そんな山根は「『タイル』くると思うんですよ」…すごいな、月刊誌だよ。世の中いろんな雑誌があるんだ…。で、今回の雑誌は『月刊養豚情報』編集長からは“豚の生産”“豚肉の流通の仕組み”どちらか面白い方を記事にするとのこと。そんなわけでそれぞれが取材しにいって記事を書くということに。と、矢作が「とりあえず、食おう」と言い出す。「や、食べた方がいいよ」と小木、「そうですね」山根も同意。田中だけは乗り気じゃないが、「ほら、なんとかは戦はなんとかって言うじゃん」と山根。「戦はなんとかって言うだろ」と矢作。で、結局田中が「腹が減っては戦はできぬ」正解。
そんなわけで豚を食べにきた4人。お互い、ビデオカメラで撮りながら(←一応取材ということですね)豚の各部位をいただきます。豚トロは首の部分、という説明を受け「店長さんでいうと、この辺ですね」とカメラで寄る矢作。「ちょうどいっぱいついてます」という店長さんに「あらーいっぱいついてる」と矢作。こらこら。そしてお腹いっぱいになった4人。「食ったなーどこ行くかなー六本木だしなー」と言い出す矢作、「女のコいるとこいっちゃうか」キャバクラですかい??もうこれで取材完了などというおぎやはぎに、こんなくらいじゃだめだという田中。アンガールズは豚の生産、おぎやはぎは豚肉の流通をもっと調べる、ということに。でも「それ、調べてからか」とあくまでキャバクラへ行きたいおぎやはぎ。「打ち上げみたいもんだろ」と小木、それも否定する感じの田中に、山根は「なんかかっこつけてない?」。矢作が「カメラで全然顔見えないから、ちょっとカメラ下げてみ」と言い、田中がカメラを持っていた手を下げると「おー、王(監督)さんそっくりだなー」…なんだそりゃ。
そんなわけで豚肉の流通を調べるために食肉センターにやってきたおぎやはぎ。…と、まずは下からなめるアングル、靴から足…胴…小木。斜に構えてます。「いいねー」とビデオ回す矢作。小木はニヤニヤと「いいでしょ。かっこいいでしょ」と、次は靴から…あ、矢作。カウボーイハットに手をやったりして、ニヤリ。「かっこいいね〜」とビデオをもつ小木。…なにやってんだ。で、中に入ると豚、豚、豚!!「ねえねえ、ねえ豚さん」と豚に話しかける小木。「豚さんは、何してんの?…あ、そう」と豚と会話ができるようですさすが小木。どうやら今日来たとのことですよへー。しかし、まったりのんびりしたムードはここまで。内部に入ると基本的に撮影禁止のところが多いからか、ビデオを持った矢作はほとんどカメラを自分たちのほうに向け*2、センター長などは声のみ。センター長のところにご挨拶へ行くと、まず白衣に着替えるようにとのこと。戸惑う2人。「見てわかるように、ウエスタン調っていうのが、僕らのポリシーでやってますんで」そう簡単に白衣に着替えることはできない、という矢作。小木もポーズをとりながら頷くが、工場内は清潔第一と聞き「じゃあ、これはもう、簡単にポリシーは捨てさせていただきます」早っ!!「どうでもいいポリシーは捨てるっていうのが僕らのポリシーなんです」そうですね。
白衣に頭髪キャップ、ヘルメット着用のおぎやはぎ、長靴に履き替え、エアシャワーを通り、いよいよ解体場へ。緊張した面持ちで消毒の臭いがする通路を歩く2人。そして扉の先を見た2人、「あ」と口を開ける矢作、「あ、あそこに豚さんがいるよ」小木も「本当だ」と言うが、あとはただもう「え」「ああっ」言葉がありません。解体前、まずは豚を殺しているところだったようで、小木はしゃがみこんでしまい「ちょっときびしいね…」と。「まあ確かに…衝撃的だよな」と小木を気遣う矢作、「でもあれは、おいしい豚肉になるために、天国へいったんだよ」と。「いや、それはわかってるつもりだったんだよ…」と小木。「だめだよ、ちゃんと取材しないと」と矢作に言われ「見届けないとね」と立ちあがる小木。この後、皮を剥ぎ、中をきれいにして、加工場へ。このあたりからはちゃんとカメラも周りを撮ってもいいみたいで、普通に撮影。「見に来た証として、何か手伝えることがあったら手伝わしてもらっていいですかね?」ということで、小木が出荷待ちの枝肉を冷蔵庫へ運ぶことに。無事に運び込み、「一応、最後に小木が手伝ったわけじゃん。小木が手伝った豚っていうのは、小木豚じゃん」と矢作。運んだだけなのに??そんなわけで最後に小木と小木豚と記念撮影。「小木豚はブタミンパワーがすごいんだ!それが小木豚だ!!」という訳のわからないキメ台詞。
まあそんなこんなでなんとか取材終了。「いい取材ができたよ」と控え室のようなところで白衣を脱ぐ矢作、「これでいいんじゃない?帰ろうか」と小木に言うと「帰るって、何よ。帰るって、これで終わりだと思ってんの?」カメラで矢作を撮りながら怒る小木、「この顔か!そんなこと言ってんの!!」とカメラ寄るが…録画ボタンを押し忘れていて、このシーンは撮れてないと字幕が…何やってんだ小木よ…。まあ小木曰く、一般の家庭までの流通をやって初めて記事か書けるということらしい。そんなわけで2人はハム屋さんへ。手作りのハム、ソーセージを作っているところを見せてもらう。「僕、トンカツとか好きなんですが、もしかして、これですか?」と肉をみながらなんだか楽しそうです。ハムの作り方を見たり、ソーセージの作り方を見たりしつつ、ウインナーは実際に小木も肉を混ぜたり、詰めたりさせてもらい、小木ソーセージが誕生。「おまえが作ったって聞くと、尚更うまそうだな〜」と言いながら矢作試食。さらに道ゆく人にも試食を勧める。
で、結局雑誌に掲載されることになったのはアンガールズの方の記事だったのですが…でもおぎやはぎの記事(漫画?)もちょこっと載るそうです。月刊養豚情報…本屋で立ち読みってわけには…いかないよねえ??

*1:これ、こないだのからくりのときの…!?

*2:たいしたことじゃないですが、この会話のとき、カメラを自分で持っているため下からの角度になってて、矢作の2枚歯がじっくり堪能できました。何度見てもすごい2枚歯。