やっと。

地味ですが何か?

地味ですが何か?

買いました。
ウチの近所で一番大きな本屋に3日通い、いろんな箇所*1をくまなく探し、結局見つからず、なんとバイト先の隣のTSUTAYAであっけなく発見。灯台下暗し。
まあそんなことはどうでもよくて。
内容は、小木さんと矢作の会話形式。いままで自分たちがどんなふうにして世の中を渡ってきたのか、ということをタラタラとしゃべっています。どんなふうに…っていうところはまあ、今の「おぎやはぎ」まんまですね。うん。ときどき他の芸人の話が出てきたりして、ますますタラタラしゃべっている感が増します。うーん、ビジネス書って私はほとんど読んだことがないので、こういうものかと聞かれるとどうかはわからないんですが…すごく周りに合わせて、疲れてしまっている人にとってはそういう風にも読めるかも。ちょうどおぎやはぎ BEST LIVE 「JACK POT」 [DVD]の副音声で2人がしゃべっているような、それでその内容を「会社」とか「世渡り」という点にしぼったような感じ、です。
ざーっと読んだ感じ…小木さんはホントにあんまり深く考えてなくて、でも小木イズムを持っている、矢作はやっぱり頭いいんだなーこの人、というところでしょうか。矢作は「NO.2のNO.1」と言われますが、そう言われる所以というか…人のことよく見てるんだよなあ。相手がどういう人か、とかどんな気持ちか、とか。そして自分がどうしたら嫌な気持ちになるか、どうやったらそれが回避できるかということを非常によくわかっている人なんだなーと、思う。こういうことって簡単そうで、なかなかできることじゃない。もうそれはやろうと努力するようなことじゃなくて、自然とそう動けるというか、もう身についちゃってるんだよね。その辺、ま〜ヤラシイな〜って気もするけど、でもその辺も含めてやっぱり矢作が好きだ、わたしは。そしてイタイのは承知で言えば、写真がかなりツボ。ああ、やっぱり矢作が好きだ。ビジュアルも大好きだ。表紙も好きだけど、中表紙のピンホールカラーの襟元も好きだし、第6章の胡座かいてるちょっとゆるんだような表情なんて、もー。
…あ、写真。小木さんは相変わらず気持ち悪いですよ。後半、シチュエーションっぽい感じで小芝居している小木さんの表情はどれも気持ち悪いです!!!小芝居で作る表情が気持ち悪いのか、いや、もともと…なの、か…。
そういうわけで、結論。おぎやはぎの世渡り上手さとか、緩さとか、適当さを愛する人は買って読むといいと思いますよ。あとわたしみたいに矢作のビジュアルが超好みって人や、小木さんの気持ち悪さにやられちゃっている人も。

*1:お笑いの棚だけではなく、うっかりあるかも…とビジネス書のところまで。店員には聞けませんでした。ええ、いいですともファン失格と言われても。