朝から

「ボクらの時代」よかったですねぇ。やー、瀧の服が自前ってことは、矢作の服も自前なんですかねーオサレな。
矢作と直太朗は一緒に遊んだりするのか…と聞いた瀧、「小木抜きで会うの?」と言うと「小木抜きは…ないですね」「小木抜きないですね」「小木入りでしょ、だいたい」「小木さんがいるときってことですか?」「あ、小木入ってるってこと」「…なんだ小木抜きとか小木入りとかって」なんでも小木ナントカなのな…。

ちょっとだけ、印象に残ったところを。

瀧「でも…ゴルフってさ、矢作練習はすごい好きでしょ」
矢「あの、昔嫌いだったんですよ、練習が。最近好きなんです」
瀧「あ、そう。俺、練習だいっ嫌いなんだよね…ゴルフに限らずなんでも」
矢「それ、わかりますよねー、ゴルフってねー練習して、上手くいく楽しさをね、わかったの。ゴルフだけ!今までの人生でわかったの。芸のほうはそれはまだわかってない。…舞台とか、練習すげぇして、練習したらすげぇ面白くなる可能性があるじゃないですか。それで、その快感をまだ味わったことがない。俺、稽古が大嫌いだから」
瀧「俺もそう。リハ大嫌い。意味わかんないって感じなんか」
直「僕はあの、大好きなんですよね。時間かけて訓練するのが」
矢「それで最高のものを本番で見せる、みたいな」
直「そうそうそう。だって、瀧さんだってそうだし、矢作さんだってそうだし、何度も同じネタをどっかでやったりとか、同じ曲をライブでやるとき、何回も自分の中で体に染み付いていることって大事じゃないですか。練習したほうが、毎回毎回新鮮にできません?逆に」
瀧「うーん、毎回新鮮にやるのはすごい大事だけど…前段階を省いた状態で、毎回新鮮にやりたい…『俺、今日はここ間違えんだー』なんて思いながらやりたい」
直「そういうハプニングを…みたいなことですね」
矢「だから俺も、自分で単独ライブみたいなことをやるときに、小木と稽古をしなきゃいけないんだけど、俺自分で書くから覚えてるでしょ。でも、それにしても練習しなきゃいけないんだけど…1時間半から2時間のものやるから。ヤなんだけど、小木は練習したい人だから、でも小木に付き合うのがヤなの。だから小木、俺じゃない人とやってんの。だから小木はたいてい、東京03の飯塚さんを相手にやってる。だから…俺が倒れても飯塚さんができるから」
瀧「…下手すると、そっちのほうが完成度としては高いんじゃ…」
矢「やりやすいって言ってた小木も。飯塚さんのほうが…それくらい、稽古が嫌いなの」
瀧「森山くん…でもちゃんとなんかしてる感じだよね」
直「できる限りのことはやろうと思いますけどね」
瀧「飽きない?」
直「それ言ったら…「さくら」ってさ、下手すりゃ何千回くらい歌ってるだろうって思いますけど、毎回毎回緊張しますよね」
矢「どういう意味で緊張するの?上手く歌えるかなーっていう不安があるってこと?」
直「そんとき本当真っ白になれるかってことの…連続ですね。…ちょっと、こんなマジメな話になるとは思ってなかったんで…」
瀧「(矢作に)真っ白に…なる…って…いってもねぇ…」
矢「(瀧に)あんたミュージシャンだろ」
瀧「…俺の場合、自分が真っ白になるっていうよりかは、そこに何千単位の人が、ときには何万単位でいる人が、それがガッてくるのを持っていく…上げる下げるのの、一応ガイドなわけじゃん」
矢「はいはい」
瀧「一応、俺を通して上がったり下がったりみたいなのにはなってくから…それが上手くいって、一番ピークだった瞬間って、指先いっこでちょん、ってやると1万人くらいがドンッて上がるような、そんな瞬間があってね」
矢「なるほどなるほど」
瀧「一番ピークの瞬間、かみあった瞬間にね」
直「(矢作に)あの…すべりますよね」
矢「うん…すべりますよね、って言われるとすげぇ嫌な感じだけど」
直「まあまあ、すべることもありますよね。…そういうときって、どうします?あきらめます?」
矢「いやあ…(腕組んで考える)」
瀧「(直太朗に)どうすんの、そういうとき」
直「僕は…そういうことないの」
瀧「えっ?」
直「すべんないの僕は」
矢「なんだその優等生のような発言」
瀧「それやったってさ、絶対お客さんと…なんかこの溝2本埋まんないなーっていうときもあるでしょ」
直「うん、僕ね…そういうとき、実際、あります」
瀧「なんでカタコトなんだよ」
直「それで、そういうとき…言っちゃうんですよね、『溝2本あるね』って」
矢「わかんないでしょうよ。溝2本あるねって言ったって」
直「でもそれを正直に…そこから始めないと、気がすまないんですよねなんか」
瀧・矢「ふぉぉぅーーーーーん」
・・・・・・・・(沈黙)
直「ん?あ?なんか…」
瀧「いや、素晴らしい、なんか、ね」
矢「いや素晴らしい、うん」
瀧「素晴らしい考え方なんだけど…俺達(直太朗にとって)なんの参考にもなんないね」
矢「まーそうねぇ…確かに、寒いよね、ここ」
瀧「寒いよ」
直「寒いですけど…」
矢「これ、始まったときから、3℃下がってるよねぇ」

あ、思ったより長くなっちゃった…すいません。
でも、ちょっとこの部分の会話、面白かったんで。

あとはねー、打ちっぱなしでのロケで、実際に打ったりもしてたんですが…義兄にゴルフを教えてもらうと「あったまきちゃってね…小木さんの教え方に。なんなんでしょう、あの、上から言っちゃう感じ」と直太朗。「ああ、小木は上からいくから…」「あーそういうふうにいっちゃうんだ、って…言うんですよ。すごい感じ悪いんです」球筋はすごいらしいですがね。