怒りおやじ3(2006/10/19 24:10-24:50 テレ東)

「カーナビの音声入力でマイクに向かって『羽田空港』と言ったところ、金沢八景に行きそうになりました、矢作です」と始まった怒りおやじ。「まだまだ今の最新の技術でも僕の滑舌にはついていけないってことですね」って酷だなそりゃ。本日の挑戦者は「私、男運ないんですけど、何か?」という男運なし子さん。で、今回の名人は「この番組で数々のいい戦い…というか問題を残してきた方なんですけど…」と竹山にふられ、矢作が「…誰ですかねえ」なんて言っていると…あ、来ましたよー「はいっ…えー、小木です」、「矢作です」、「おぎやはぎですけど、何か」って並んでどうするんだ。しかも満面の笑み。うわー。「いや、やっぱ、『小木です』って言っちゃうと、『矢作です』って言っちゃうんだなあっと」という小木に「ええー、照れくさいんですけどね」と矢作。なんで照れる。「やっぱり2人とも2人でいるときが一番しっくりくるんですね?」なんて竹山が言うもんだから、「やーやっぱり居心地いいですよねー」と小木のニヤニヤ度倍増。男運がない、という挑戦者を「男運がないっていうのは、女が悪いんですよ」と言い放ち、さらに「世の中、何が悪いって、女が悪いんです」とまで。「小木さん的には、男性と女性は対等ではないと」と竹山が言えば「対等ではないです」と言いきってしまう小木。すると矢作、「この番組が終わるとしたらね、小木が挑戦者から訴えられて終わると思います」
そして対局スタート。しょっぱなから「私は男運がないんです」という挑戦者に「まあ、そんな感じには見られますけど」と言う名人。「ダメ男にひっかかっちゃうんですよ」といえば「ダメ男にひっかかるってことは…その…ねえ、そちらがダメ女なんじゃないでしょうか。いい女にはいい男つきますからね」スタートダッシュ小木!!!
挑戦者のダメ男遍歴をフリップで紹介するのですが、3人目の男が束縛&プチ監禁男だった、と。「コンビニ以外外出禁止」とされていて、友達と遊ぶのもダメだった、と聞いた小木「尻軽に見えたってあるんじゃないですか」と。「何いってんだよ名人!!」と別室の竹山が言っても、さらに名人、「いや〜、尻軽な彼女つかまえると、男ってそうなりますよ」としれっと言い放ちお茶なんて飲んでるし。それを見ていた矢作「冷静に嫌なこといいますからね、この人」そうですね。さらにルーズソックスやミニスカートも禁止されていた、と聞き「そういう…汚らしい足とかじゃないですよね」どういうことだよ。そして理不尽に暴力をふるわれた、という挑戦者。遅刻をしただけで顔面を殴られた、と聞いた小木は「…遅刻はしたんですよね、そこは理不尽じゃないでしょ」と。…や、それで殴られたら困りますよ?でも名人「なんで遅刻を軽く思ってんですか」と説教。その後も浮気されたとか、2番目だったとか、そういうことを言うたびに、小木名人からすれば「あなたが悪い」って…ひ、ひでーな本当に。どこかに出かけると、電話が鳴って「今、○○にいるでしょ」と常に監視されていた、というストーカー男の話をしても「やっぱ女性が悪いんですよ、絶対に。そういう行為を絶対に許さないって言わないと」と小木。「怖くて言えなくて。『電話に出ないと殺すぞ』とか言われて」という挑戦者に「過去にも電話でいろんなことがあったわけでしょ。そこで恋愛って、終わったとしても次につながるいい物を持っていけるものなんです。いい女のステップになるわけです。失敗があったら次に活かしてない。そういうのいけないと思うんだよね。」と小木名人、挑戦者が「ハイ」と素直に聞いているのをいいことにか、「じゃあ、謝ってくれるかな」小木に???戸惑いながらも「ごめんなさい」と謝ると「まあ、いいよいいよ」って何を望んでたんだよー。さらに、男性遍歴を聞き終わった小木は「なんかね…僕ね、ずっと聞いてたんですけど、やたらに裏をね…」と裏を裏をいっている、と指摘し、「今のところ、ストーカーだよ、あんた」とまで!!!
第2局、挑戦者に「愛人気質」というものがあり、それを認めさせようとする小木名人。「愛人気質っていうのは、絶対あるんですよ。気づいてないから今、男が悪い、男が悪いとか言ってるんですよ」と言うと、立会人の及川、「…男の人は悪くないんですか?」と。すると「悪くはないです。女性が悪いですそこは」と平然と言う小木。「え?」「ええ?」とここから女性2人VS小木の戦いが…。小木理論としては、女性にもいろいろいて、向き不向きがあり、奥さんに向いている人もいれば、愛人に向いている人もいると。「頭ごなしにそれ(愛人を)ダメというのではなくて、いいところを伸ばしていかないと」と小木、せっかくのいいところに気づいてない挑戦者にそのいいところを教えたい、と。それを聞いていた及川、「えーでも、そうしたら幸せになれるんです?」と小木に聞くと「そこで切り返られれば幸せになれるんです」と。「…結婚したいですよね?将来は」と挑戦者に聞く及川。「将来は」と挑戦者。「じゃあ結婚したいってなったときに、考えればいいだけであって、そこまでは愛人でいけばいいんです」と小木。しかし「え?それでいいんですか?」「イヤです」「イヤですよねえ」と女性陣。でも「イヤです、とかじゃないんです。そういう才能があるんです」と小木。そこが幸せだと考えろ、という小木、さらに「2番手をずっといきつづけたいっていう女性もいるんですけど、才能がないからあきらめて結婚したりするんです」ええー?!「もったいないですよ、気づかないのは。こういうの欲しがる男性はいっぱいいるんですよ!」と力説する小木。挑戦者に「小木さんは?」と聞かれると「僕も欲しいですよ!!」と当然の答え。「最初はみんな戸惑います。でも、切り替えていけば」となんとか説得しようとする小木。でも「そんなことないです」「いやです」と当然納得できない女性陣。そして及川「私もダメ男、と呼ばれる人にかかわることが多かったんで」と。「でも、2番とか3番とかはイヤなんで、そうなったら、フッて、絶対一番でいたい…」と聞いた小木「気づいてなかったんですよ、今まで」と。一番でいたい、という及川に「そういうのがまた、男からしたらめんどくさい」とそこまで言うのか小木よ!!「なんで一番になりたいのかよくわからない」「気づいてない女性が悪い」と譲らない小木、及川までも納得行かない表情で第2局終了。
そして最終局。「例えば結婚して、この女性は奥さん、この女性は夜の女、この女性は不倫の女って、1、2、3、とかランクをつけるんですか?」と聞かれた小木は、何をもってランクをつけるのかわからない、と言い「2番手の女性っていうのは、本妻がいる男性からしたら一番恋愛をしてるっていうか。楽しいんですよね。家に帰るのもヤんなっちゃうっていうか」と。この意見には控え室の竹山、矢作がめずらしく同意。「これはあながち間違った意見じゃないね」と。本妻は家族愛であり、2番手は恋愛だ、と。それを聞いていた及川「なんでそんな偉そうなんですか?!」と怒ってますよ…。「なんで男は複数用意したがるんですか。2番手なんて偉そうに…」「ここ10年でそういうワクができたんです」できねぇよ!!世の中そうなっている、先進国はみんなそうなっている、と真顔で言う小木。「なんで1人でだめなんですか。奥さん以外に欲しがるんですか?!」と及川が問えば、「なんでも欲しいでしょ。そりゃ」って小木さーん!!!男にとっては2番が一番、家庭は家庭で関係ないです、といろいろ言う小木名人。しかしやっぱり納得いかない女性陣。「奥さんかわいそうですよ」と言うと、「知らなきゃ関係ないです」ああー言っちゃったよ名人…。「ひどーい」「サイテー」「世の中結婚してて、浮気してない男なんでいないでしょ」「ええ?!いるかもしれないじゃないですか」「…いるかもしれないけど、そこは」「奥さんだけを一生大事にするっていう人に…」「確かに僕とかも、まあ、浮気はしないですから」ええええー?!「そういう人も、稀にいます。でも結婚したら愛ってどんどん薄れていくと思うんですよ」と小木。深まっていくものでしょ、という女性陣に、それは男としての愛ではなくて、家族愛だという小木、男はいくつになっても恋愛したい、と言うと「子どもができても?子どものためにがんばろうとか思わないんですか?」と及川。それに対して小木「分かんないです。僕はそんな気持ち全くないですよ」おいおいおーい!!!そしてもう止まらない小木、「言っちゃえばね、ここにいるスタッフさん、矢作、竹山さん、それが本妻だと思ってあなたが近づいてきてもだぁーれも相手にしてくれないですよ!!」もう女性陣だけではなく控え室も「ヒドーイ」の嵐です、ハイ。「ただ、ただね、2番手としてあなたが近づいた場合…ここにいる男性全員、みんな欲しがりますよ。全員です」*1当然「ヤダ」「嬉しくない」という女性陣に最後「切り替えろってさっきからすっごい言ってるでしょ」「あんたは愛人なんです」そして及川にまで愛人気質だ、2番手であることを認めなさいと言い「男はそういうもんです」あああー。「愛人のワクがあいてんだから、今、入りなさい!!」誰のワクだよ誰の!!で、シメは「あんたらは、2番手になりなさい!!!」となんとか言わせようとした名人でしたが、当然「イヤです」「イヤです」と当然認めず、ここで対局終了。
終了後の控え室では「いや〜ちょっと、今日、一人の女性を救ってあげられなかったっていうか…」と無念の小木。「小木さんの主張は間違ってないわけですか?」と竹山が言えば「絶対間違ってないです」とまったく動じない小木。横にいた及川が「二人は、小木さんに共感するんですか?」と聞くと、「いやあ…まぁ…」と目をそらす矢作と竹山。男ってやつぁ…。
「女性票はガタ落ちになってますよ。ただ、男からは絶大な支持が!」と最後の竹山のセリフ通りです。ハイ。しかしここまで言える小木さんはある意味すごいんだろーなー。これ、レポだけだとすごい小木さんヒドイ人に思えるかもしれませんが…でも小木さんらしいなって気がね、しちゃうところがね、あれ?単に私のメガネ贔屓???

*1:これを聞いていた矢作「しゃぎぃし、詐欺師の手口だよ!!!」と。