FUMFAM2008 (2008/11/02 17:30- 上田映劇)

「FUMFAM」は上田市で行われている音楽イベントで今年が3回目。上田市で撮影されたPVの上映+ライブを映画館で、というイベントだったのですがこれがまあ、えらい豪華!!!キセルがくるーってので速攻でチケットは取った*1のですが、今日行ってみると「高野寛」の文字が!!キャー!!すげー!!!なんて豪華!!!
イベントはPV上映、高野寛湯川潮音おおはた雄一キセルの順で。
寛さんは弾き語りで「相変わらずさ」や新曲の「LOV」も含め5曲を。「今年は20周年なんで…」と話す寛さんは、ほわーっと優しく、柔らかいのでした。
湯川潮音さんはかわいらしいワンピース姿。寛さんとセッション、おおはたさんとセッションと超豪華な感じでした。話すとほわんとした感じなのに、歌うと声がピーンと遠くまで届くなあ…と思って聴き入りました。「できたばかりの曲」と最後に歌ってくれた歌では、ラストのフレーズで「♪歌詞が〜わからなくなっちゃった〜よ〜」なんてかわいい潮音さんでした。
2年連続登場というおおはた雄一さん。ちょっと掠れる声が心地いい。新しいアルバムから「スターシップ」では「弾き語りで『スターシップ』っていうのも…」といいつつも「みんな、乗って!」と。なぜか「とぼけたフリしてババンバーン♪」(←タイトルわかりません)を熱唱したり。なかなか熱いステージでした。
そしてキセル。今回会場が映画館、ということでステージ上に立つ辻村兄弟(と、エマーソン北村さん)を座席から見ていると…なんだか学校の文化祭とかで、同級生の演奏を聴いているような変な感覚に。実は長野は初、というキセル。以前天龍村の成人式に呼ばれて来てはいるのですが「村おこしでキセルって…ねぇ」と兄弟。公民館で演ったそうです…。
キセルのセットリストは以下。

  1. ピクニック
  2. 春の背中
  3. 枯れ木に花
  4. 庭の木
  5. 君の犬
  6. 写真
  7. ベガ

アンコールでは高田渡さんのカバー「系図」を。相変わらずの兄弟トークと、私の中でのキセルやられソング「庭の木」が聴けてしまったこと。もー、なんでしょう、この空間にいられたことを感謝します。ほんとに。贅沢な、贅沢な4時間でした。
いやしかし、地方だからこそ3,000円、4時間、座ってこの面子のライブを満喫できるという至福。こういうイベントがいっぱい増えるといいのになー。